プラダを着た悪魔から学んだ、定番と単なるブームの見分け方
こんにちは、東京手みやげコンシェルジェcoco(@coco_rg51)です。
この世にはたっ~くさんのスイーツがありますが、「流行ものから定番になる」「一過性のブームで終わる」この違いは一体何なのでしょうか?
「プラダを着た悪魔」アンドレアが着ていたセーターから見える世界
その答えを映画「プラダを着た悪魔」のミランダ編集長が教えてくれます。
「あなたには関係ないことよね。
家のクローゼットからそのサエない“ブルーのセーター”を選んだ。“私は着る物なんか気にしない”
“マジメな人間”ということねでも、この色はブルーじゃない。
ターコイズでもラピスでもない。
セルリアンよ。知らないでしょうけど2002年にオスカー・デ・ラ・レンタがその色のソワレを
サンローランがミリタリージャケットを発表。セルリアンは8つのコレクションに登場。
たちまちブームになり全米のデパートや安いカジュアル服の店でも販売されあなたがセールで購入した。その“ブルー”は無数の労働の象徴よ。
でもとても皮肉ね。ファッションと無関係と思ったセーターはそもそもここにいる私たちが選んだのよ。
“こんなの”の中からね」
※Office Beltaのブログ「「セルリアンよ」プラダを着た悪魔」から引用させていただきました。
おぉー!パリコレやミラノコレクションって、自分とは無縁の世界だと思っていたけれど、ちゃんと繋がっているのですね。いまあなたが着ているその洋服の原型も、数年前はコレクションでスポットライトを浴びていたかもしれません。
これをお菓子の世界に置き換えてみると…
定番になったマカロン
数年前、実家に帰省した際、スーパー内にある洋菓子チェーン店でマカロンを見かけました。それを見て当時の私が考えたことは、
「あー、このチェーン店でもマカロンが買えるようになったんだ。デパートとは値段も全然違う。おいしいのかな?」
でした。なんて高飛車で上から目線な!!大変失礼しました。
でもいまになって思うのは、マカロンは「単なるブームに終わらず定番になった」と象徴していたのですね。ミランダ編集長風にいうと、「デパートや安いカジュアル店でも買えるようになった」のです。
パリの超一流パティシエが凌ぎを削ってつくった作品が東京に入ってくる。そして、日本の地方でも買えるようになる。これって凄いことじゃありませんか!?
もし都会で流行したお菓子を地方で見かけたら、定番に格上げされたそのお菓子にエールを送ってあげて下さい!!また、地方から都市にあそびにきてお菓子選びをする際は、
- 地元では購入できない「流行もの」のお菓子を選ぶ
- どのお菓子は将来地元でも購入できるようになるか、それはいつなのか
にも注目すると面白いかもしれませんよ。