人生観に影響を与えた本たち

こんにちは、東京手みやげコンシェルジュcoco(@coco_rg51)です。今回は手みやげや東京ネタではなく、私の人生観に影響を与えてくれた本についてお話してみます♪

目次

「モットーはメリハリ、バランス、潤い」です♪

まず大前提として、今回紹介する本を読む以前の私がどんな人間だったかお話しします。

親元を離れるまではいわゆる優等生タイプ。よくいえば、いわれたことをすぐちゃんとやる、悪くいえば自分の頭で考えることなく大学へ進学しました。

大学では「大学生じゃなきゃできないことをやってみたい」とラクロス部へ入部します。ラクロス自体は好きなのですが、それ以外にも勉強・バイト・旅行などなどやりたいことがたくさんありました。練習は週3〜4回、それ以外にもミーティングしたり、対戦相手を試合やビデオを見て研究したり、審判もやったりしてしてました。

そんな中で産まれたキーワードが『メリハリ』です。

「最小限の練習時間で最大限の成果を出す。ラクロス以外も充実させるぞ♪」

ラクロスに心血注いだわけではありませんが、私には憧れのプレイヤーがいました。私はなんちゃってラクロッサーでしたが、彼女は1つ年上で容姿端麗な地区でトップクラスのプレイヤー。サッカーでいうFW、点取り屋のポジションです。

あるとき彼女の試合を見ていて気づいたのです。仲間からパスをもらって点を取るのは当然。更には、自ら敵のDFに絡んでボールを奪って得点してたのです。

それまで私は「FWは点を決めるポジション」としか考えてませんでした。しかし、彼女は攻撃(アタック)だけでなく防御(ディフェンス)も超うまいんです、だからシュート回数(チャンス)もどんどん増える。加えて、彼女は地区でトップクラスの学生審判でもありました。なのでルールを熟知して味方につけてプレーしてたのです。

彼女のプレーから私は攻撃も防御も審判もできる「バランス」の取れたプレーヤーを目指すようになります。

最後もラクロス絡みなのですが、「大学生といえば夏休み・冬休み・春休みに加え秋休みもあって遊びたい放題♪」と思っていたのが、実際ラクロス部は連続オフが一年間でたった2週間しかありませんでした(怒)

ラクロスするにしろ、仕事をするにしろ「自己犠牲的な生き方はいやだ!人生たのしみたい」という想いからから「潤い」を求めてます。大学時代の潤いは海外旅行でしたね!

以上が、モノゴコロというか、はじめて自分という人間をメタ認知したときに出てきたことばになります。

では、本題の本の紹介へGO!!

エッセンシャル思考

一冊目はエッセンシャル思考です。社会人になりたての頃は

・いかにたくさんの予定を詰め込んでそれをこなすことができるか

・ハッと気付いたらもうこんな時間、今日もよく働いたなー

といった価値観で生きてました。これって一見充実しているように見えますが、自分の時間をどんどん他人に奪われている、他人にいわれたことをこなすだけで自分の人生を他人任せにしていると思うようになりました。

さあ、あなたも今すぐ
99%の無駄を捨てて
1%に集中しよう!

エッセンシャル思考が目指す生き方は、
「より少なく、しかしより良く」

たくさんのリソース投入しても望む成果がなければ意味がない。でも、本当に必要なことだけ絞ってやれば成果も出やすくなる。ナットク!!

ワーママでやりたいことはたくさんあるけど、不完全燃焼タスクがどんどん増え自己嫌悪になる負スパイラル。やることを絞ってから優先順位をつけるようになりました。

スーパーベター

著書は「スタンフォードの自分を変える教室」で有名なスタンフォード大学の心理学教授ケリー・マクゴニガル氏の双子の姉妹であるジェイン・マクゴニガル氏です。

これはアメリカでもっとも著名なゲームデザイナーである著者が、みずから負った大怪我により発症した片頭痛や鬱状態から回復するために開発したゲームだ。(中略)

なぜゲームをすることで、私たちは肉体的、精神的苦境から脱出することができるのか? 本書ではその理由とともに、人生をもっと豊かにするための強さと勇敢さを養う、ゲームを活用したメソッドを具体的に紹介する。

この本の中では、日常生活の課題をゲーム仕立てにしてたのしくクリアしていく手法がたくさん紹介されています。私自身はゲーム無関心派だったのですが、スーパーベターのエッセンスを取り入れるようになりました。

例えば私はストレングスファインダーの収集持ち。「息子とたのしくあそぶには?」という課題を設定し、当時住んでいた地区の全ての公園を制覇しました。その数60弱。役所で地図をもらってきて、息子と地図を見ながらどの公園に行くか作戦を立て、休みの日に自転車でぐるぐるとまわったのはいい思い出です♪

スマートカット

「ShortCuts」は従来型の省略。成功につながらない努力をやめるのが「SmartCuts」である。(中略)豊富なエピソードをもとにムダな努力を排除する方法を明かす。

地道にじっくり、ていねいにやれば、成功……しない。

本書の副題は「時間をかけずに成功する人 コツコツやっても伸びない人」です。「コツコツやっても伸びない人ってまさに私じゃん!?」と思わされた記憶があります。

ショートカットということばもありますが、スマートカットは全くの別物。著者はスマートカットをスーパーマリオブラザーズのワープに例えています。ちょっと早く走ったくらいの時間短縮とワープとではその成果の差は歴然ですよね。

これまでの私自身は「何かをやるには全て自分でやらないと」「手抜きやズルはいけないこと」という呪縛に囚われていました。しかし、家電に投資して家事が楽になったり、このサイトもプロに立ち上げ・運用保守をお願いしてサクっとはじめられたり、と他人やテクノロジーに頼ることが少しずつできるようになった頃だったので、その内容がとても腹落ちしました。

まとめ

いかがだったでしょうか。cocoの人生観に影響を与えた「エッセンシャル思考」「スーパーベター」「スマートカット」の3冊を、その本に出会う前のエピソードを交えながらお話しました。

改めて振り返るとどれも本当にいい本!!そして、3冊とも洋書なんですよね。最近、骨太な洋書を読んでないのでちゃんと読まないとな〜と身にしみました。

これからも素敵な本との出会いが楽しみです♡