新元号「令和」由来のご利益あり⁉太宰府天満宮の梅ヶ枝餅

こんにちは、東京手みやげコンシェルジュcoco(@coco_rg51)です。令和になってもうすぐ1ヶ月。令和の由来とも関わりのある太宰府名物「梅ケ枝餅」をご紹介します。

目次

新元号「令和」の由来についておさらい

平成31年こと2019年4月1日、菅官房長官によって平成の次の元号は「令和」になると発表されました。令和の典拠は日本最古の歌集・万葉集です。

『初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す』
引用元:『万葉集』の巻五 梅花の歌三十二首の序文

元号の典拠に国書が採用されたのははじめて。安倍首相も

「この令和には人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められております。万葉集は1200年あまり前に編纂された日本最古の歌集であるとともに、天皇や皇族、貴族だけでなく防人や農民まで幅広い階層の人々が詠んだ歌が収められ、我が国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書であります。」

と会見で述べられました。この序文の『梅花の宴』の舞台は大宰府の長官(=大宰帥(だざいのそち))であった大伴旅人の邸宅 坂本天満宮付近であったといわれています。

太宰府天満宮とは

太宰府天満宮は福岡県太宰府市にある菅原道真公(天神様)を祭る神社、全国各所にある天神様の総本宮でもあります。祭神である菅原道真は無実の罪でで島流しにあって以来、福岡・太宰府の地へ。

学問の神様ということで、受験生が合格祈願で訪れることで有名ですね。私も高校受験、大学受験のときは地元山口にある天神様・防府天満宮にお世話になりました。

太宰府天満宮の名物「梅ケ枝餅」

そんな太宰府天満宮の名物が梅ケ枝餅です。あんこをおもちで包み、鉄板で少し焦げ目ができるくらい焼いたものです。

これは太宰府天満宮だけでなく天満宮名物となっています。防府天満宮でお参りの際は必ずいただいていました。防府天満宮は規模が小さいのであまり店舗数がありませんが、太宰府天満宮の参道にはたくさんの梅ケ枝餅のお店があるようです♪
この梅ケ枝餅の梅ですが、まさに「令和」の出所に通じますよね。なんだか時流のご利益がありそうじゃないですか!?1200年前から同じ地に同じ花が咲き続けているって悠久のときを感じます。

日本三大天神あれこれ

私はあまり太宰府天満宮にはいったことがないのですが、地元にある防府天満宮にはかつては毎年お参りをしてました。

その理由も「防府天満宮は三大天神なんだよ。3大天神は太宰府天満宮、北野天満宮、そしてここ防府天満宮なんだから。」といわれて育ったためです。

出所:wikipedia

ところが今回記事を書くにあたって本当に三大天神はこれであっているか確認すると諸説あることに気づきました。太宰府天満宮、防府天満宮は揺るがない地位を獲得してますが、3番目の椅子はところ変われば中身が変わるようです。

こういう経験いままでにもしたことあります。やはり自分、自分の地域をよく見せたいということで3番手に地元を挙げることが多いのでしょう。

まぁこれって結局言ったもの勝ちなんです。私も勝手に「上野三大手みやげは、みはしのあんみつ、うさぎやのどらやき、キィニョンのスコーン」といってますが、そのうちみんなが真似して定説になるかもしれません!?

東京手みやげコンシェルジュまとめ

いかがだったでしょうか。新元号「令和」と関わりのある太宰府天満宮名物 梅ヶ枝餅をご紹介しました。時流に乗るというご利益に預かれるかもしれませんよ♪

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