【大人の社会見学②】国会議事堂に行ってみよう♪
こんにちは、東京手みやげコンシェルジュcoco(@coco_rg51)です。「日本人なのに、東京にいるのに行ったことがないスポット」という観点からお送りしている大人の社会見学シリーズ第二弾。国会議事堂をお送りします。
国会議事堂は議会も建物も見学できる
「国会見学」には2種類あります。1つ目は、国会議員らが議論している「国会」を傍聴すること。2つ目は、国会議事堂の建物の中を見学できます。今回は深堀していくのは、2つ目の国会議事堂自体の見学です。
国会議事堂の見学に申し込もう
国会議事堂の見学は、衆議院・参議院の2つがあります。衆議院・参議院ともにだれでも見学可能、予約なしで見学可、しかも無料です。10名以上の見学は事前申請が無難ですね。
以前は、衆議院は会期中の参観は「議員紹介のほか小人数の一般参観に限り受け付けます」と制限がありましたが、いつのまにかその制限もなくなっていました。
私が見学に行った2016年当時は前述の通り、衆議院見学には「議員紹介」が必要でしたので、参議院に行ってきました。
国会議事堂の見学はこんなところが見れちゃいます
いざ国会議事堂見学に出発。見学コースは、本会議場傍聴席⇒御休所⇒皇族室⇒中央広間⇒前庭となっています。係員の方と一緒にまわりますが、残念ながら写真スポットは限られています。
参議院本会議場傍聴席
テレビで見たまんまの「国会」がここにあります。想像以上に大きい。議長席真上にあるのが「御座所」、天皇陛下のお席です。「あぁそういえば、参議院の前身って貴族院だったなぁ。その名残かぁ。。。」なんて、日本史の記憶がおぼろげに蘇りました。
御休所・皇族室
御座所に続き、天皇陛下や皇族のためのお部屋が別にございます。観光スポットにこそなっていますが、「天皇陛下しか使うことができない空間」として緊張感に包まれていました。
話は飛びますが、上野駅にある「ブラッスリーレカン」というフレンチレストランがあるのですが、ここはかつての貴賓室でした。こういう皇族のための空間って日本各地にあるんでしょうね。
中央広間
参議院と衆議院のちょうど真ん中にある中央広間。内閣発足時の写真スポットでもある「赤い絨毯」がひいてある場所です。
中央広間には、板垣退助・大隈重信・伊藤博文の3体の銅像があり、4つ目の台座は空席になっています。4人目を人選できず将来に持ち越されたまた、また「政治に完成はない、未完の象徴」という意味もあるといわれています。実は、私は小学校6年生の時にもこの参議院を社会見学で訪れていたのですが、この4人目の銅像が空席であるエピソードはいまでも記憶に残っていました。
国会議事堂の中央玄関は「あかずの扉」と呼ばれており、天皇陛下をお迎えするとき、衆議院議員総選挙、参議院議員通常選挙の後に召集される国会に議員が初登院するとき、外国の国賓をお招きしたときにしか使用されないそうです。
前庭
最後は国会議事堂の正面から写真を撮って終了です。前庭には、都道府県の木が1体ずつ植えられています。国会議事堂見学を終えられたら、是非とも自分の出身地の木を探してみてくださいね♪
東京手みやげコンシェルジュまとめ
いかがだったでしょうか。大人の社会見学第二弾と称して、国会議事堂(参議院)をご紹介しました。国の威信をかけた建物なだけあってとても豪華、お金がかかっているのがひしひしと伝わってきました。
国会を実際に傍聴した方、衆議院の見学をされた方の話も聞いてみたいです。政治・国政というと少し遠い世界のように感じますが、接点をつくってみるとまた新たな発見がありますよ。
■大人の社会見学シリーズはこちら↓