華やかな「ハレの日ホールケーキ」は割高だった

こんにちは、東京手みやげコンシェルジュcoco(@coco_rg51)です。

我が家では、もうすぐ家族の1人が誕生日を迎えます。誕生日、クリスマス、バレンタイン、ひな祭り、こどもの日・・・。毎回とはいわずとも、年に数回、数年に一度は奮発して、ホールケーキを買うことはありませんか?

個人的には「ホールケーキをみんなで分ける」よりも「1つずつに切られたケーキを複数個買って、それぞれ好きなものを食べる」スタイルの方が好きなのですが、ハレの日にはホールケーキがほしくなってしまいます。

ケーキに興味津々の赤ちゃん

目次

ハレの日ケーキはこうなっている

「ハレの日のホールケーキって高いなぁ」と感じたことありませんか?よくよくケーキを眺めてみると

<ハレの日ホールケーキ>=<ケの日のホールケーキ>+<ハレの日デコレーション>

になっていることにお気づきでしょうか。土台の<ケの日のホールケーキ>は普段と同じものを使っていることが多いのです。<ハレの日デコレーション>の部分が高いから、ハレの日ケーキは高くなるわけです。さらに、誕生日はまだしも、クリスマスやひな祭りのような「ピンポイントで変えることができないハレの日」は、ホールケーキの選択肢が限られます。場合によっては、一択のこともあるでしょう。

クリスマスに気づいたこと

この事実に気がついたのは、世界的ショコラティエ ジャン・ポール・エヴァンで奮発してクリスマスにホール(ボックス)ケーキを買ったときです。

奮発して買ったジャン・ポール・エヴァンのクリスマスケーキ
ボックスケーキの上には、芸術品のような一体物チョコレートが載っています。見とれるのも束の間、よくよく見ると土台は「ケの日のホールケーキ」ではないですか。「これって、ケの日にホールケーキを買った方がお得なのでは?」と思うに至ったのです。(実際には、ハレの日が損というか割高ということになりますね。)ケーキはとっても濃厚で、味わいつくしていただきました♪

ひな祭りにロールケーキを買おうと思ったときは、「ひな祭りロールケーキ」一択でした。「ケのロールケーキ」は売ってもいませんでした。こういう日の<ハレの日デコレーション>は本当にこどもの心をつかむのがうまいです・・・

「このデコレーションには普段使わない材料が使われているんだよな~」「盛り付けるのも大変なんだろうな」「このデコレーションにお金を払えるからこそめでたいのか」こんなことを考えながら、ロールケーキをおいしくいただきました。

ハレの日プレミアムにお金を払いますか?

さて、あなたはこの「ハレの日プレミアム」にお金を払いますか?割高とわかっていて、ケの日とほぼ同じ味のハレの日ケーキを買いますか?それとも質実剛健、コスパ重視でしょうか!?
ま、こんなこと考えずにハレの日はお祝いをたのしんでください♪ 価格構成のことをあれこれ書いてしまいましたが、職人の皆様、華やかな和洋菓子でハレの日を盛り立ててくださってありがとうございます。

じょうろに飾られた花