博物館明治村は歴史・建物好きなら必見
こんにちは、東京手みやげコンシェルジュcoco(@coco_rg51)です。
「歴史は好きですか?明治維新は好きですか?」
「建築は好きですか?古いものが好きですか?
「写真は好きですか?」
ひとつでもYesが当てはまるならば明治村に行ってみましょう^^
博物館明治村とは?
(中略)取り壊されてゆくこれらの文化財を惜しんで、その保存を計るため、今は二人とも故人となられたが旧制第四高等学校同窓生であった谷口吉郎博士(博物館明治村初代館長)と土川元夫氏(元名古屋鉄道株式会社会長)とが共に語り合い、二人の協力のもとに明治村が創設されたのである。
引用:博物館明治村HP
博物館明治村とは、愛知県犬山市にある明治時代の建築を保存した博物館です。
明治時代に建てられた建物を見る機会ってあまりないですよね?台湾の台北・新竹・高雄に行ったことがありますが、日本統治時代につくられた建物がまだ残っています。しかし、時間の問題でこれらもいずれ取り壊されることでしょう。
明治村では希少な当時の建物を見ることができます。レトロ感や異国情緒(=日本だけどもはや別の国!?)があるからか、郵便局・裁判所・刑務所なんかもおしゃれに見えるから不思議です。
明治村の見どころ&注目ポイント
お目当てはフランク・ロイド・ライトが設計した初代帝国ホテルの玄関でした。中に入ってみると宿泊者としてチャップリンやマリリンモンローが紹介されています。
帝国ホテルって日本の迎賓館という位置づけでつくられたので、偉人たちが泊まっていたと思うと感慨深い。。。
重要文化財もあります。
また、ロケ地としても使用されています。わろてんか、半分青い、まんぷく、など。おのぼりさんとしては、ロケ地は浮足立っちゃいます♪
ちなみに、我が家のお目当ては「カード迷路 ぐるり森大冒険 明治百科事典」という迷路でした。収集心の強い母親譲りで、「全国各地にあるぐるり森の迷路をやりたい!!」というこどもに育ちつつあります。
迷路を5回こなし建築見学しようとしましたが、未就学児にはつまらない模様。こどもと一緒にいくなら歴史に興味を持つようになった小学校高学年以降がいいですかね。
明治時代にお菓子はどう変わった?
明治時代以前にももちろんお菓子はありました。江戸時代・鎖国中に、ポルトガルからカステラが伝わったのは有名な話です。
明治時代になると、小麦粉・牛乳・バターでつくるワッフル、シュークリームやアイスクリームも西洋菓子として日本に入ってきます。
まぁこの頃は砂糖が希少なものだったので、これらを口にする機会も少なく、肥満とも無縁だったんでしょうね〜。
札幌電話交換局からAI時代に思いを馳せる
札幌電話交換局という建物がありました。その名の通り、札幌からはるばる移設された建物です。かつては、この建物の中で電話交換手が電話と電話を繋いだわけです。
となりのトトロで「皐月が電報を受け取って、お隣のお婆ちゃんの家で電話を借りて電話を繋いでもらう」シーンを覚えてますか?
皐月の電話を繋ぐ役割をしていたひとたちがここで仕事をしていたわけです。当時女性も従事できた仕事の1つでした。
この仕事は完全になくなってしまいましたが、通信の仕事は、電話、メール、チャット、と形を変えて残っています。いまある仕事のほとんどはAI時代になくなるといわれますが、こういう事例を目にすると、新しい仕事が生まれるのだなと恐怖が少し和らぎますね。
東京手みやげコンシェルジュまとめ
いかがだったでしょうか。
愛知県犬山市にある、博物館明治村についてご紹介しました。時間の問題でじっくりまわれなかったのですが、まだまだたくさんの建築物で溢れています。テーマパークとしては、敷地面積で国内3位なので、好きな人は一日中たのしめますよ。
国宝・犬山城とセットで観光するのもいいですね。
「生産性を上げる」「付加価値を上げる」「流行に乗り遅れない」と考えると「いかに新しいテクノロジーを取り入れるか」が大命題となります。だからといって、古きよきものを全て排除するのももったいないと感じてしまいます。
創設者の2人が、犬山の広大な土地にこれだけの建物を集め、未来への示唆を与えてくれることに感謝したいです。