こどもの日の柏餅は仙太郎にしてみました

こんにちは、東京てみやげコンシェルジュcoco(@coco_rg51)です。

みなさん、端午の節句・こどもの日に柏餅は食べましたか?
私は、とらや・たねや・仙太郎が並ぶデパートに行く機会があり、仙太郎の柏餅をいただきました。

大量のこいのぼりが風に吹かれている様子

目次

京都発祥の老舗和菓子屋 仙太郎

仙太郎は明治19年創業、京都を拠点とする和菓子屋です。

私共のつくる和菓子は、
感性に訴えるよりも、まず機能を第一義に。
経営志向よりも、人づくり、物づくりを上位に置く。

”美しい”よりも”美味しい”を大切にする。
おいしいとは、体が欲しがる状態のこと。
体を養う正しい食べ物のみが
本当の意味でおいしいと言えるのではないか?
そして自分の生まれ育った処の風土が育むものが
一番体になじみやすく、体にやさしい、即ちおいしい。

むつかしい言葉だが、それを「身土不二」と称す。
近くの産物、丹波、近江、大和、但馬・・・
せめても国産の原材料に拘る。
農業の空洞化を阻止する為にも・・・

仙太郎HPより引用

いつもデパートで長い行列をつくっている、賞味期限が短い、丁寧につくられた美味しい和菓子屋さんというイメージです。今回ももちろん、柏餅ほしさに列に並びました。

仙太郎のこどもの日メニュー

こどもの日の和菓子といえば「柏餅」

五月五日、単語の節句には粽と共に欠かせないアイテム「柏餅」
粽が男児のシンボルであるのに対して、柏餅は女児のシンボルとか?
この牽強附会(こじつけ)の為に、その形は蛤型でなければならないが、ひとによっては色々な貝の形となる。

かしわ葉はもともと神聖な葉で凶事などの厄難を払う力があるとか。(中略)又この葉、新芽が出る迄は絶対に落ちない(枯れても落ちない)処から、家系が途絶えないという縁起のよい葉でもある。

基本はこしあん、粒あん用には蓬を入れて土の香りぷんぷんと・・・。また京都人は味噌あんを好む人が多い、私共では得難い五条「山利」さんの白こうじ味噌をつかわれていただいている。

仙太郎の柏餅パンフレットより引用

新芽が出るまで葉が落ちないなんて、柏の葉のパワーはすごいですね。受け継がれているものには、それだけの理由があるのだと納得です。

お餅に対してあんこが多めです。粒あんは蓬の香りが漂い、「蓬っていいもんだなぁ」としみじみしてしまいました。

仙太郎の柏餅

手土産を持参して年中行事を祝おう

こうやって四季折々、年中行事に絡めて和食や和菓子をいただけるのは日本人ならではのたのしみですね。

味噌あんは、おいしそうと思えず倦厭してしまったのですが、「京都人は味噌あんを好む人が多い」と京都の和菓子屋にいわれたら興味をもってしました。

仙太郎は、「ご存じ最中」という最中が有名で、それはそれはずっしりとあんこがはいっています。こちらもおすすめです。

賞味期限が短いのは余計なものを使っていない証。日持ちはしませんが、その場ですぐ和菓子をいただくような機会では、活躍してくれること間違いなしです。

仙太郎 三越銀座店
住所:東京都中央区銀座4-6-16 三越銀座店B2F
Tel:03-3562-2977(直通)