由来を知るとお菓子にもっと愛着がわく -世界のかわいいお菓子-

こんにちは、東京手みやげコンシェルジュcoco(@coco_rg51)です。

おしゃれなジャケットで思わず手に取ってしまった
「世界のかわいいお菓子」という本。

写真もキレイな上、お菓子にどんな由来があるか、
どの地域にどんなお菓子が分布しているかを知れる
お菓子好きにはたまらない一冊です。

目次

お菓子の由来を知っていますか

#エクレア
「いなずま」の名前の由来は、表面のチョコレートがピカピカ光るからという説と、中野クリームが飛び出ないよう、いなずまのように素早く食べなくてはならないため、という二つの説があるようです。

#フィナンシェ
「お金持ち」「金融家」という意味を持つフィナンシェは、その名の通りバターとアーモンドのリッチで濃厚な風味が持ち味。(中略)証券取引所近くのサン・ドゥニ通りに店を構えていた菓子職人ラヌ(Lasnes)が、そこに通う金融家たちが背広を汚さず食べやすいように考案したとか。
#カヌレ

ボルドー地方では名産のワインの製造過程で、澱を取り除くために卵白を使っていましたが、大量の卵黄が残るため、その利用法として考案されたそうです。

引用元:世界のかわいいお菓子

ミルフィーユが「1oo枚の葉」というのは知っていましたが、
新しく知ることが多くてワクワク♪

マカロンは諸説ありますが、
この本では”ラデュレが発売したのが最初”とされていました。

ボルドーに行ったとき、ワイン巡りもしたし、カヌレも食べたけど、
この2つが繋がっていたとは気づかなかった。
こうやって点と点がつながる瞬間は嬉しい‼

かわいいお菓子は世界のどこに分布しているのか

この本で紹介されているお菓子の半分以上がヨーロッパ。
群を抜いて多いのがフランス(27)、
そして、英国(10)、イタリア(10)、ドイツ(6)、スペイン(6)と続きます。
*アメリカ(13)

まさに世界の栄枯盛衰を現してますよね‼

フランス料理は、
ルネサンスで有名なメディチ家のカトリーヌ・ド・メディシスが
フランスにお嫁に行ったときにイタリア料理を持ち込み、
それを発展させたもの。

日本でも和菓子が花開いたのは江戸時代。
戦争のない太平の世だからこそ、
文化が発展する余地が生まれるのです。

文化の発展に、貿易や平和は切っても切り離せません。

あ、世界3大料理(フランス料理、中華料理、トルコ料理)とされているのに、
中国やトルコのお菓子の数が少ないのは気になります。

東京手みやげコンシェルジュまとめ

いかがだったでしょうか。
「お菓子の由来」は知ってるつもりになっていましたが、
改めて知ると奥が深い話です。

私はストレングスファインダーの原点思考が高めなので、
ものの成り立ちを知るのがとっても好きです。

フィナンシェが「お金持ち」という意味だと知って、
今後贈り物として頻繁に登場しそうな予感です^^

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