浅草・三社祭でこども神輿を担いできました
こんにちは、東京手みやげコンシェルジュcoco(@coco_rg51)です。浅草の三社祭にこどもたちと参加してきました。「地方出身者だからこそわかる東京の祭り」についてレポートいたします♪
三社祭とは
江戸風情の残る下町浅草が1年でもっとも活気付くと云われ、東京の初夏を代表する風物詩の一つになっています。引用 浅草神社HPより
浅草といえば、日本人にも外国人にもザ・日本の代名詞となる人気の観光地。雷門から仲見世通りと続く浅草寺が有名ですが、三社祭はその浅草寺の横にある浅草神社の例大祭です。
浅草寺と浅草神社は元々ひとつのものでしたが、明治に入り、神仏分離によって別々のものとなっています。起源は1312年(Wikipediaより)、東京そして日本を代表するお祭りです。
こども神輿に参加しました
ご縁があって、浅草界隈に住む友人に、毎年家族でお誘いいただいています。前述の例でいうならば、浅草神社ではなくその近辺の氏子のひとつにあたる神社のお祭りですね。
神輿とこども神輿と両方参加できるのですが、こども2人+私で参加するので、こども神輿のみ参戦。
町内を神輿・こども神輿で練り歩き、途中その町内の店々から神輿に参加する方々へのご奉納(差し入れ)を受け、最後に氏神様へ神輿をご奉納という流れ。これを金土日と3日間に渡って繰り返します。
我が家は町内会に属していませんが、友人の友人ということで毎年暖かく受け入れてもらっています。神輿と神輿の間は友人宅で休憩という名の飲み会が繰り広げられます。
町内の方々はお揃いの法被(はっぴ)に身を包み、こどもたちもそれぞれに法被相当の衣装で参加しています。この一体感いいですね♪
三社祭の期間中、浅草界隈ではそれぞれの町内会単位で神輿が繰り広げられます。
大都会・東京に江戸っ子魂健在
私の地元・山口でも、氏神様となる神社で春には豊穣をお願いし、秋には収穫を祝うお祭りがあります。夏には、これとは別に夏祭りですね。しかし、人口密度に違いはあれど「町内会単位で」神輿はありませんでしたね。
東京で数か所暮らしましたが、どの地域でも春秋の神社のお祭りはもちろん、町内を神輿でまわる文化があることに驚きました!!
今回の三社祭中のエピソードをふたつ紹介します。
1つ目は、今回招いてくれた友人に「お礼がしたいのですが」と伝えると、
とのこと。友人ではなく、その町内会の神社にビールを友人一同でご奉納しました。粋だね〜‼
2つ目はこども神輿の最中のこと。ワッショイワッショイいってる神輿をもの珍しそうに見つめる外国人観光客親子。
Do you wanna join us?
と江戸っ子は声をかけ、推定小学生くらいの外国人の男の子も神輿に混じってワッショイしました。さすがは浅草っ子、観光客にも慣れてます!
自分の氏主様を知ってますか?
さてさて、ここでtipsを。今回ひとまとめに「三社祭」といいましたが、実際は浅草寺にご奉納する神輿に参加したのではなく、その界隈一体で行われている三社祭祭りに参加しました。
では、あなたは自分の氏神様知ってますか?
実は、神社庁に電話で問い合わせるとその土地の氏神様を教えてくれます。私自身、こどもが生まれるまではあまり気にせず近所の神社にお参りに行っていましたが、こどもが生まれる前後に「どこでお宮参りや七五三するのがいいの?」と気になって神社庁に問い合わせたことがあります。
日本人はよくも悪くも無宗教。私もそのひとりですが、日本の八百万の神々という考え方はキリスト教よりもしっくりきます。結婚式も和式を選択しています。
一度、ご自身が生まれた育った場所・いま住んでいる場所の氏神様を調べておくとスッキリしますよ♪
東京手みやげコンシェルジュまとめ
いかがだったでしょうか。
浅草名物・三社祭祭りに参加した経験について、地方出身者の視点でお話させてもらいました。
あ、書き忘れましたが、本家本元・浅草神社の三社祭は本当にやばいです。5月の暑い晴れた日、200万人の人出ですからね…
春のお祭りこそ、いま流行りの予祝の原点。春の時点で秋の収穫を祈りながら予めお祝いしちゃうなんて、日本人は本来おめでたい気質なんですね♪
★予祝に興味がある方はこちら↓
日本のお祭りを絶やさずに後世に引き継いで行きたいです(^^)
せっかくなので浅草シリーズ続きます!!